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トルコのEU加盟協議再開に疑問符-首相のデモ対応に批判

欧州連合(EU)加盟国の間では、 トルコのEU加盟協議の再開をめぐり意見が分かれている。エルドアン 首相の反政府デモへの対応に批判が高まっているためだ。

EUの行政執行機関、欧州委員会のフューレ委員(拡大・欧州近隣 国政策担当)は12日に欧州議会で、トルコ加盟手続きの再開について 「加盟国の間で協議が継続中だ」と述べた。このプロセスはイスタンブ ールで2週間前にエルドアン政権に対するデモが起きる前から計画され ていた。

EU加盟27カ国は19日、トルコの加盟協議を継続するかどうか決定 する。協議は2010年半ばからこう着状態にある。加盟に対し27カ国全て が拒否権を行使することができる。

AFP通信によると、イタリアのボニーノ外相はデモについてトル コのEU加盟資格に対する「最初の大きな試練」になると述べた。ドイ ツ政府内では協議再開を疑問視する見方が高まっていると、独誌シュピ ーゲルが匿名の当局者の話を基に報じた。

トルコのEU加盟手続きが再開しても、実際に加盟するまでの道の りは長い。同国は05年10月に手続きを開始してから13の政策分野で協議 を行ったが、完了したのは1分野のみ。トルコと同じ日に手続きを開始 したクロアチアは来月EUに加盟する。

原題:Turkey’s EU Entry Talks Face Doubts Amid Protests in Istanbul(抜粋)

--取材協力:Patrick Donahue.

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