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欧州株:下落、ギリシャめぐる懸念再燃-銀行株大きく下げる

12日の欧州株式相場は下落。ギリシ ャ政府による公営放送局の閉鎖決定をめぐって政治家がもめ、同国の政 権安定が不安視された。

フランスのソシエテ・ジェネラル、英バークレイズ、ドイツ銀行を 中心に銀行株が大きく下げた。英水処理サービス会社、セバーン・トレ ントは2006年10月以来の大幅安。同社への買収提案を企業・投資家連合 が撤回し、これが嫌気された。一方、ドイツのケーブル事業者カベル・ ドイチェランド・ホールディングは8.2%の大幅高。英ボーダフォン・ グループによる買収打診が手掛かり。

ストックス欧州600指数は前日比0.4%安の290.68で終了。一時 は0.7%上昇した。08年6月以来の高値を付けた5月22日以降では6.4% 下げている。

ETXキャピタル(ロンドン)の市場ストラテジスト、イシャク・ シディク氏は「ギリシャの最近の展開について市場には強い不安感があ る」とし、「国際債権団と取り決めた年末の目標をギリシャが達成でき ないのではないか」と投資家は懸念していると語った。

ギリシャ株の指標であるアテネ総合指数は3.2%下げ、今週に入っ てからの下げ幅は12%となった。サマラス首相が11日夜に決定した公営 放送局の閉鎖に対し、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)と民主左 派はこの日、閉鎖決定を覆すための法案を提出した。

12日の西欧市場では18カ国中13カ国で主要株価指数が下落。仏 CAC40指数は0.4%安となったほか、英FTSE100指数は0.6%、独 DAX指数は1%それぞれ下げた。

原題:European Stocks Fall as Greek Wrangling Renews Stability Concern(抜粋)

--取材協力:Tara Lachapelle.

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