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谷地銀協会長:国債の金利水準「まだ相当低い」-就任会見

全国地方銀行協会の谷正明会長(福 岡銀行頭取)は12日の就任会見で、不安定な動きを示している国債金利 に関して「ボトムより金利が上がったが、過去の水準と比べるとまだ相 当低い」との認識を明らかにした。長期金利は4月5日に過去最低 の0.315%を付けた後に急上昇、11日終値は0.88%となっている。

谷会長は、国債運用は地銀にとって「融資とともに大事な本業の一 つ」と指摘。その上で「地銀の大勢は満期保有目的で国債を購入してい ると思う。金利が上がると含み損は増えるが、直接的な基幹損益には関 係なく、当面の経営に特段のインパクトはない」との見方を示した。

日銀統計によると、4月末の地銀・第2地銀の国債保有残高は43兆 7602億円。日銀の4月の予測では、金利が1%上昇した場合の地域金融 機関の損失は3兆4000億円に上るとしている。

12日付で就任した谷会長は「前会長から引き継いだ東日本大震災か らの復興、金融円滑化法後の中小企業への対応、ゆうちょ銀行の業務拡 大問題などの課題の解決に向けて努力したい」と抱負を述べた。

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