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シティグループ:日本企業の海外買収、ことし後半にも回復へ

シティグループは、急激に進んだ円 安を受け昨年から大きく落ち込んだ日本企業による海外でのM&A(企 業の合併・買収)が、ことし後半以降、回復に向かっていくとの見通し を示した。

シティグループ証券の神保裕一投資銀行本部長は、都内で行ったプ レゼンテーションで、日本企業が海外に成長を求める傾向は変わってお らず、円安にもなじんでいくため、クロスボーダーM&Aは「年後半に も勢いを取り戻す兆しが見えてくる」との見通しを示した。また「いく つかアナウンスできるものもあるだろう」と述べた。

ブルームバーグ・データによれば、2013年の日本企業によるアジ ア、欧州、米州などでの外国企業の株式取得など買収案件は現時点 で274件(106億ドル相当)。過去最高を記録した12年1年間の807件 (約1120億ドル相当)から大きく減少している。外国為替市場では昨秋 から円安が加速し、米ドルに対し年初来で約10パーセント下落した。

シティ証の神保本部長は、具体的な案件については言及を避けた が、今後海外で買収を継続していくとみられる企業の業種として、製 薬、資源、消費関連などがあるとしている。

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