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金融庁:新破綻処理法が成立、証券、保険にも-債権者も負担

金融機関の新しい破綻処理制度を盛 り込んだ預金保険法改正案などが12日午前の参院本会議で可決、成立し た。金融危機の広がりを未然に防ぐため、国の機関である預金保険機構 の機能を拡充し、適用対象を現在の銀行や信金・信組から、証券会社や 保険会社にも広げる。来年4月までに施行される予定。

金融庁が国会に提出した法案資料によると、金融システムの安定化 を目的に政府が証券会社などにも公的資金を投入できる制度を新たに採 用。同時に破綻認定された金融機関の債権者にも一部負担を求めるベイ ルインと呼ばれる仕組みも導入した。リーマンショックなどを受けて国 際的に進む規制強化に合わせ、日本も破綻処理ルールを整備する。

三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手邦銀は新制度に基づ き、破綻認定の際に普通株式に転換できる条件の付いた優先株発行を可 能とするため、今月下旬に開催する株主総会で定款変更の手続きを進め る予定だ。この日の国会ではインサイダー取引で情報を漏らした側も刑 事罰や課徴金の対象に加える金融商品取引法などの改正法も成立した。

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