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ブラジル中銀が連日の市場介入-レアル安でインフレ加速懸念

ブラジル通貨レアルの対ドル相場は 4年ぶりの日中安値を付け、同国中央銀行は下落に歯止めを掛けるため 2日連続の市場介入を実施した。スワップレートはレアル安がインフレ 加速をもたらすとの懸念から上昇した。

市場介入を受け、レアル相場は前日比0.7%高の1ドル=2.1326レ アルと、6営業日ぶりに上昇して取引を終了。一時は0.9%安の 同2.1656レアルと、日中取引としては2009年5月以来の水準まで下げ た。11日の介入規模は22億ドル(約2120億円)。

2カ月にわたるレアル下落が輸入価格を押し上げ、既に政策目標の 上限にあるインフレ率をさらに高める恐れがあることから、ルセフ大統 領はマンテガ財務相との会談を準備している。

ノバスコシア銀行のストラテジスト、エドゥアルド・スアレス氏は 電話取材で、レアル下落を「完全に止めるのは難しいだろう」とコメン ト。さらに「市場参加者は新興市場で積み上がったポジションから手を 引いているか、少なくともヘッジを掛けている。ブラジルに対する非常 に前向きな見方はないため、ブラジルは現時点で二重苦に見舞われてい る」と指摘した。

原題:Brazilian Real Selloff Sparks More Intervention: Sao Paulo Mover(抜粋)

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