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経産省:石油製品需要予測、17年度まで年1.8%減

経済産業省は3年ぶりに石油製品 の需要予測をまとめ、2012年度から17年度までに年平均1.8%減少する との見通しを示した。同省が12日午前に開催した経産相の諮問機関、総 合資源エネルギー調査会の石油市場動向調査委員会で需要予測について 報告した。

経産省は、今回の予測では電力会社向けに火力発電用燃料として販 売されるC重油の需要見通しを立てておらず、石油製品全体の需要予測 にも電力向けC重油の数量は織り込まれなかった。この予測による と、17年度の石油製品需要は1億6217万キロリットルと、12年度比 で8.8%減少する。

油種別にみると、自動車保有台数の減少や燃費改善の影響を受ける ガソリンが12年度比8.4%減少するなど軒並み減少傾向を示したもの の、ジェット燃料だけは13年度に予定されている羽田空港の発着枠増加 の影響により、同0.9%増加すると推計した。5年間の年平均では0.2% 増とした。

経産省は従来、毎年4月初めに予想を発表していたが、11年3月の 東京電力福島第一原子力発電所の事故以降は見合わせていた。最後に公 表したのは10年4月で、石油製品需要が09-14年度に年平均3.5%減少 するとの見通しを示していた。経産省の需要予測は、石油各社の事業計 画などに幅広く利用されている。

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                12年度   17年度   年度平均  12年度比
                  実績   見通し    伸び率   伸び率
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   ガソリン  56,447   51,711        -1.7%      -8.4%
        ナフサ   43,172      40,905        -1.1%      -5.3%
  ジェット燃料    3,965       4,002         0.2%       0.9%
          灯油   18,991      16,164        -3.2%     -14.9%
          軽油   33,443      31,625        -1.1%      -5.4%
        A重油   13,759      11,156        -4.1%     -18.9%
一般B・C重油   8,127       6,606        -4.1%     -18.7%
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   燃料油計  177,905     162,170        -1.8%      -8.8%
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注:数値は千キロリットル
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