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ブラジル株:ボベスパ指数は弱気相場入り-成長懸念が響く

11日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が続落し、弱気相場入りした。経済成長の行き詰まりか ら消費関連株が売られたほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が景気 刺激策を縮小するとの懸念を受けて商品相場が下落し、資源輸出株が下 げた。

ボベスパ指数は前日比3%安の49769.93で終了し、1月3日の高値 からの下落率が21%に達した。この日は資産家エイキ・バチスタ氏が経 営権を持つ石油会社OGXペトロリオ・エ・ガス・パルチシパソンエス が9.3%安。鉄鉱石生産最大手のヴァーレは2.9%、ブラジル石油公社 (ペトロブラス)は1.9%それぞれ値下がり。商品相場安が響いた。通 貨レアルは0.7%高の1ドル=2.1326レアル。

ハンスバーガー・グローバル・インベスターズのポートフォリオマ ネジャー、アンドレス・カルデロン氏は電話インタビューで、「インフ レ率は望ましい水準を上回っており、国内総生産(GDP)伸び率は予 想を下回っている」と指摘。「なかなか明るいニュースが続かない」と 述べた。

インフレ率がブラジル中央銀行の目標レンジ上限に迫り、消費需要 が弱まったことから、3月のブラジルの小売売上高指数は予想外に低 下。1-3月(第1四半期)のGDPは前期比0.6%増と、ブルームバ ーグがまとめた調査中央値の0.9%増を下回った。ブラジル中銀はイン フレ抑制を目指し、今年に入って政策金利を過去最低水準の7.25%か ら0.75ポイント引き上げている。

原題:Ibovespa Sinks Into Bear Market on Slow Growth, Inflation Pickup(抜粋)

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