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NY銅:4営業日続落-景気刺激策の世界的な縮小を懸念

11日のニューヨーク銅先物相場は下 落し、過去15週間で最も長い下げ局面となった。米連邦準備制度理事会 (FRB)を含む世界の中央銀行が景気刺激策を縮小するとの懸念がく すぶっている。

日本銀行が11日の金融政策決定会合で政策を現状のまま据え置くこ とを決定し、刺激策の拡大に消極的な政策担当者の姿勢が示唆された。 米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は10日、米国の信用格付 け見通しを「ネガティブ(弱含み)」から「ステーブル(安定的)」に 引き上げた。銅相場は年初から13%下落。米景気回復に伴い、FRBが 毎月実施している850億ドル(約8兆1600億円)相当の債券購入を縮小 するとの観測が高まったことも影響している。

ジェフリーズ・ベーチェのトレーダー、グラント・バラット氏(ニ ューヨーク在勤)は電話インタビューで、「日銀の決定に関するニュー スは刺激策をめぐる不安を増幅した。それは雪だるま式に大きくなって いる。買い意欲は非常に限定的だ」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 7月限終値は前日比1.4%安の1ポンド=3.195ドル。値下がりは4営業 日連続で、2月22日以来で最も長い下落局面。一時は3.173ドルと、中 心限月としては5月3日以来の安値を付けた。

原題:Copper Has Longest Slump in 15 Weeks on Bets Stimulus Will Ebb(抜粋)

--取材協力:Jae Hur.

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