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欧州株:続落、日銀現状維持に失望-ルグランとICAP安い

欧州株式相場は続落。日本銀行がこ の日の金融政策決定会合で追加措置を見送ったほか、米金融当局が債券 購入ペースを縮小するとの観測から米国債相場が急落したことが手掛か り。

フランスの電気器具メーカーのルグランは4.1%安。同業のウェン デルが保有するルグラン株の残り1440万株を売却したことが嫌気され た。銀行間取引の仲介業者、ICAPは3.6%下げた。クレディ・スイ ス・グループが売り銘柄に指定した。銅相場が4営業日続落したことを 背景に英豪系鉱山会社BHPビリトンが大きく下げ、鉱山株の指数 は2009年以来の安値となった。

ストックス欧州600指数は前日比1.2%安の291.74で終了。一時 は2.1%下げ、7週間ぶりの安値を付けた。欧州中央銀行(ECB)の 新たな国債購入プログラムに関する審理がドイツ連邦憲法裁判所で始ま ったことも影響した。同指数は5月22日以来、6.1%下げている。

スイスのルツェルナー・カントナルバンクのトレーダー、ペータ ー・ビュルグラー氏は「市場の不透明感は非常に大きい」とし、「不透 明感の一部は今も米当局による刺激策縮小をめぐる懸念から来ており、 ドイツ裁判所の審理が要因のものもある。市場はこれらすべてを抱えき れず、投資家は距離を置いている」と語った。

米10年債利回りは一時、8ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)上昇し2.29%と、2012年4月以来の高水準となった。元ゴー ルドマン・サックス・アセット・マネジメント会長のジム・オニール氏 はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、米国債利回りが 4%に向けて上昇するという考えに投資家は慣れる必要があると発言し た。

この日の西欧市場では、18カ国全てで主要株価指数が下落した。フ ランスのCAC40指数は1.4%安となったほか、ドイツのDAX指数は 1%、英FTSE100指数は0.9%それぞれ下げた。ギリシャのアテネ総 合指数は4.7%の大幅安。前日も4.7%下げていた。

原題:European Stocks Fall for Second Day as BOJ Adds No New Stimulus(抜粋)

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