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元ゴールドマンのオニール氏:米国債利回り4%付近に慣れよ

元ゴールドマン・サックス・アセッ ト・マネジメント会長のジム・オニール氏は、米国債利回りが4%に向 けて上昇するという考えに投資家は慣れる必要があると発言。30年越し の債券上昇相場は終わったと指摘した。

同氏は11日、ロンドンでのインタビューで、「これから起こる正常 化への大きな動きの中の一部だ。その過程ではひどい日々もあるだろ う」と語った。

ニューヨーク時間午前6時14分現在、米10年債利回りは4ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.25%。一時は2012年4月以 来の高水準の2.26%となった。昨年7月25日に付けた過去最低 は1.38%。

10年債利回りが4%を超えたのは10年4月が最後。その水準に「来 週に達するというわけではないが、米国が正常な状態に戻っていけば向 こう2、3年の間にそうなるだろう」とオニール氏は語った。

同氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、世界経済 は「株式文化復活の初期段階」にあり、債券との間で「30年続いた甘い 関係は恐らく終わりだ」と述べていた。

オニール氏はまた、米金融当局が数カ月内に債券購入を減らすとの 観測は米債だけではなく、新興市場債の需要を減退させる可能性がある と指摘。「中央銀行がゲームのやり方を変え始める時、債券市場が打撃 を受けるのは不可避だ」とし、米緩和縮小の観測が高まれば「経常赤字 国を中心に新興市場に一段の影響が出るだろう」と語った。経常赤字国 の一つとしてトルコを挙げた。

最も安全とされる債券の人気は低下するかもしれないが、中国およ び欧州周辺国の資産にはまだ妙味があるとの見方も示した。

「米国は正常に戻っていくと私はここしばらく考えているが、その 通りになり、金融当局も見解を変え始めれば、ある時点でわれわれは米 国債利回りが2%よりも4%に近いという考えに慣れなければならな い」と語った。

原題:Jim O’Neill Says Get Used to U.S. Bond Yields Nearer 4% Than 2%(抜粋)

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