コンテンツにスキップする

インド中銀:利下げ余地が縮小、ルピー下落で-17日会合

インド通貨ルピーが対ドルで過去最 安値に下落したことで、インド準備銀行(中央銀行)が17日の政策決定 会合で4会合連続の利下げに踏み切る余地は縮小している。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト18人を対象にまとめた調査 では、10人がインド中銀は政策金利であるレポ金利を7.25%に据え置く と予想。残りは7%への引き下げを見込んでいる。ルピーは4-6月 (第2四半期)に入りドルに対して6.6%安と、アジア通貨で最大の下 げを演じており、輸入品がより割高となる恐れが出ている。

ルピーは10日、対ドルで過去最安値に下落。インドの前例のない経 常赤字や10年ぶり低成長に加え、米国が金融刺激策を縮小すればドルが 上昇するとの観測が重しとなった。インド中銀のスバラオ総裁は5月30 日、通貨下落がインフレを促し、外貨建て債券のコスト上昇につながる 恐れがあるとの認識を示している。

CLSAアジア・パシフィック・マーケッツのエコノミスト、ラジ ブ・マリク氏(シンガポール在勤)は「通貨の安定性が新たな懸念とな っている」と指摘。「利下げが成長回復に大きく寄与する公算は小さ く、ルピーの一段安に向けた圧力が再燃するだろう」と述べた。

原題:India Rate-Cut Room Dented as Rupee Drops Most in Asia to Record(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE