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【個別銘柄】不動産が下落、紙・パは軒並み高、ドクターC売られる

きょうの日本株市場で、株価変動材 料の出た銘柄の終値は以下の通り。

不動産:三菱地所(8802)が前日比4.4%安の2383円、三井不動産 (8801)が4.1%安の2810円。日本銀行は11日開いた金融政策決定会合 で、政策方針の現状維持を全員一致で決定。1年以内に限定している資 金供給オペの期限を延長する追加策も見送られ、10年国債利回りは一 時0.88%まで上昇した。金利敏感業種としての不動産に悪材料として捉 えられた。

パルプ・紙:王子ホールディングス(3861)が8.8%高の383円、日 本製紙(3863)が8%高の1340円、北越紀州製紙(3865)が4.4%高 の451円。SMBC日興証券が10日付で北越紀州の投資判断を「3(ア ンダーパフォーム)」から「2(中立)」に、残る2社を「3」から 「1(アウトパフォーム)」に引き上げた。各種製品の国内値上げ効果 が通期寄与する2015年3月期に大幅な増益が期待できる、との見方を示 した。

ドクターシーラボ(4924):6%安の26万8600円。13年7月期連結 営業利益見通しを従来の97億円から75億円に減額する、と10日に発表し た。前期比では8.2%の増益予想が一転、16%の減益になる見通し。店 頭での競争激化の影響で主力商品の販売が伸びず、売上高を押し下げる 要因になっているという。また、1株当たり期末配当予想を従来の9000 円から8000円に引き下げた。

キヤノン(7751):3%安の3185円。JPモルガン証券は11日付で 投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に、目標株価を4500円か ら3500円に下げた。中国地域でのデジタル一眼カメラの販売の弱さが下 半期業績に影響する可能性があると指摘。13年12月期の連結営業利益予 想を4800億円から会社計画(4500億円)を下回る4200億円に減額した。

リコー(7752):1%高の1151円。JPモルガン証券は11日付で投 資判断を「中立」から「オーバーウエート」に、目標株価を1400円か ら1500円に引き上げた。足元の業績好調で同証による14年3月期営業利 益予想の達成可能性が高まってきたと指摘。印刷業界向けライトプロダ クション新製品が下半期の業績をけん引すると予想する。

りそなホールディングス(8308):1.8%高の463円。SMBC日興 証券は、現状株価水準に割安感があるとして、10日付で投資判断を「2 (中立)」から「1(アウトパフォーム)」に引き上げた。手数料拡大 と経費抑制が増益ドライバーになるとして、14年3月期の連結経常利益 予想を2228億円から2309億円に、15年3月期を2240億円から2342億円に それぞれ増額した。

イハラケミカル工業(4989):2.8%高の624円。12年11月-13年4 月期の連結営業利益速報値は14億7200万円と計画を28%上回った、と10 日に発表した。国内外での新規除草剤の本格出荷や農薬原料の前倒し出 荷、為替の円安が収益上振れに寄与した。

稲葉製作所(3421):8%高の1367円。12年8月-13年4月期の連 結営業利益が前年同期比3.4倍の12億円程度になったもよう、と11日付 の日本経済新聞朝刊が報じた。今期に投入した工期が短い大型倉庫が好 調だったほか、東日本大震災の被害にあった自治体向けの一括納入も寄 与したという。

ユナイテッドアローズ(7606):3.2%高の3710円。8月をめどに 台湾で子会社を設立する、と10日に発表した。資本金は6000万新台湾ド ル(約2億円)で、衣料品の輸出入と販売を行う。ことし秋にも1号店 をオープンする予定としている。

セルシード(7776):6.3%高の2520円。角膜内皮再生シートを利 用した疾患治療に関する特許が韓国で成立する見通しとなった、と10日 に発表した。すでに角膜再生上皮シートの事業化に取り組んでいる中 で、今回の特許は角膜内皮の再生という新たな治療領域への展開可能性 を切り拓く成果、としている。

学情(2301):13%高の468円。12年11月-13年4月期の連結純利 益が従来計画を1.8%上回り、前年同期比62%増の1億6700万円だっ た、と10日に発表した。企業の採用予定人数が3年連続で2桁増を維持 する中、新卒採用向けや中途採用向けの売上高が好調だった。

ペプチドリーム(4587):東京証券取引所マザーズ市場に新規株式 公開し、公開価格2500円に対して5750円で買い気配のまま取引を終了し た。同社は、独自の創薬開発プラットフォームシステムを活用し、国内 外の製薬企業との共同研究開発の下、特殊ペプチドから医薬品候補物質 を創製する事業に特化。13年6月期の単体業績計画は、売上高が前期 比2.5倍の6億6900万円、営業損益は前期の1800万円の赤字から1 億7100万円の黒字に転換する見通し。

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