セントルイス連銀総裁:米財政赤字の改善、成長の持続を示唆
Greg Quinn米セントルイス連銀のブラード総裁 は米国の債務と財政赤字の状況改善に、経済成長の持続が示唆されてい ると述べた。
総裁はモントリオールでのパネル討論会の後、記者団に対し、一連 の自動的かつ広範な歳出削減で財政バランスが改善されたにもかかわら ず、インフレ率が当局目標の2%に近づいていないことは意外だとの認 識を示した。
ブラード総裁は「米国の財政赤字および債務の状況は改善しつつあ り、経済成長の持続を反映している」とし、「これは米国の見通し改善 を示す新たな兆候だが、もしそうなのであればインフレ率はより高くて も良いはずだ。しかしそうなってはおらず、若干理解し難い状況にあ る」と続けた。
原題:Bullard: Better U.S. Deficit Situation Shows Growth Improving(抜粋)
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