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アジア・太平洋株式サマリー:香港のH株指数が続落、中国休場

アジア・オセアニア各株式市場の 動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式市場では香港上場の中国企業で構成されるハンセン中国企 業株(H株)指数が9営業日続落と、この1年余りで最長の値下がり局 面となった。週末に発表された中国の経済指標で景気減速を示す材料が 増えた。一方、米雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を上回ったこと を受けて輸出関連株は買われた。

中国の不動産会社、チャイナ・リソーシズランド(華潤置地、1109 HK)は2.8%安。中国の自動車メーカー、比亜迪(BYD、1211 HK) は3.4%下げた。同国の5月の乗用車販売台数の伸び鈍化が嫌気され た。

米ウォルマート・ストアーズなどの小売企業に玩具や衣料品を納入 するリー・アンド・フォン(利豊、494 HK)は1.3%上昇した。

H株指数は前週末0.6%安の10126.97で終了。9日続落は2012年3 月26日までの下げ局面以降で最長。本土の金融市場は祝日のため休場だ った。ハンセン指数は前週末比39.83ポイント(0.2%)高の21615.09で 終了した。

岡三証券の忍足真理マーケットストラテジスト(香港在勤)は、中 国の経済指標が良くなかったことに加え、米連邦準備制度理事会 (FRB)による量的緩和縮小の懸念が香港市場にとってマイナス材と なっていると述べた。

【中国株式市況】

10-12日の中国株式市場は端午節の祝日のため休場。取引は13日に 再開される。

【インド株式市況】

インド株式相場は総じて安い。ルピーが対ドルで過去最安値を付け たため、インド準備銀行(中央銀行)が来週の会合で利下げに踏み切る との観測が後退した。

ボンベイ証券取引所(BSE)のセンセックス30種指数は19441.07 で終了。前週末比では0.1%未満の上昇にとどまった。下落15銘柄に対 し、上昇は14銘柄。売買高は30日平均を29%下回った。

この日のルピー相場はドルに対し1ドル=58ルピーまで下落。イン ドは原油需要の80%を輸入に頼るため、ルピー安は燃料コスト増加につ ながる。民間銀でインド最大手のICICI銀行は2.1%安。トラック メーカーのタタ・モーターズは3営業日続落。

ルピー安はインフレをあおる恐れがあり、インド中銀が10年ぶり低 成長に対処し緩和策を拡大する余地は限定される。スバラオ総裁率いる 同中銀は今年に入って利下げを3回実施済み。次回会合は17日の予定。

【オーストラリア株式市況】

10日のオーストラリア株式市場は祝日のため休場。取引は11日に再 開される。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比8.85ポイント(0.5%)高の1932.70。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比65.35ポイント(0.8%)高の8160.55。

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