コンテンツにスキップする

ドバイ不動産市場の回復に勢い-エマールが新規事業に着手

アラブ首長国連邦(UAE)最大の 不動産会社、エマール不動産は2件の新規プロジェクトと、同社の旗艦 ショッピングモールの拡張に着手した。世界で最も高いタワーの開発業 者である同社は、ドバイ首長国の不動産市場の回復で利益を狙う企業を 主導している。

エマールは18ホールのゴルフコースを備える広さ1100万平方メート ルの複合プロジェクト「ドバイ・ヒルズ・エステート」の開発でメラー ス・ホールディングとパートナーを組む。エマールは発表資料で、650 万平方メートル規模の「ドバイ・クリーク・ハーバー」プロジェクトに ついては、ドバイ政府系のドバイ・ホールディングとの協議が最終段階 にあることも明らかにした。

クオンタム・インベストメント・バンク(ドバイ)のグローバル市 場担当シニアマネジャー、モンタッサー・ケリフィ氏は9日の電話取材 で、「エマールがドバイをターゲットに高級不動産市場でこの種のプロ ジェクトを手掛ける場合、競争上の強みがある」と指摘。エマールにと って「これはプラスだ」と述べた。

ドバイは2008年の世界的な金融危機に伴う深刻な不動産市況の悪化 から回復している。最近のプロジェクトの中心はドバイ首長の名を冠し た新地区ムハンマド・ビン・ラシド・シティーで、世界最大のショッピ ングモールやロンドンのハイドパークよりも広大な公園が特徴。世界最 大の観覧車や5つのテーマパークなど、他にも合計で100億ディルハム (約2670億円)規模のプロジェクトが存在する。

クラットンズが集計したデータによれば、ドバイでは中価格帯の別 荘の5月の平均販売価格が前年同月比47%、同価格帯の集合住宅は32% それぞれ上昇した。

原題:Dubai Property Revival Gathers Pace as Emaar Starts New Projects(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE