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ドイツ憲法裁がECBの国債購入を審理-条件付き承認か

ドイツ連邦憲法裁判所は、欧州中央 銀行(ECB)の新たな国債購入プログラム、アウトライト・マネタリ ー・トランザクション(OMT)と、ユーロ圏の恒久的救済基金である 欧州安定化メカニズム(ESM)について、11日から2日間の審理を開 き、承認するかどうか判断する。

イエナ大学のクリストフ・オーラー教授(法学)によれば、憲法裁 の判事らは、ECBのプランに懸念を表明する可能性はあるが、差し止 めの決定を行うことはなさそうだ。

オーラー教授は「裁判所がこの問題をどのように扱うか正確に予測 するのは難しいが、欧州統合とユーロ救済オペレーションのケースで過 去に用いた『条件付き承認』に近いアプローチが予想される」と説明。 「憲法裁が欧州レベルの問題を阻止したことはこれまで一度もない。し かし、『条件付き』の部分では過去に例のない予期せぬディテールが飛 び出すことがあり得る」と話す。

ドイツの野党と与党・キリスト教社会同盟(CSU)の議員を含む 原告の訴えに対し、憲法裁は昨年9月、ESMと欧州連合(EU)財政 協定の批准を承認する一方、同国が今後より大きな負担を強いられるこ とがないという条件が必要であるとの判断を示した。11日からの審理で は、ECBとESMに関する残りの問題が取り上げられる。

原題:German Top Court Likely to Extend ‘Yes, But’ Doctrine to ECB(抜粋)

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