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4月独鉱工業生産:前月比1.8%増、予想以上-建設が後押し

ドイツの4月の鉱工業生産は予想を 上回り、約1年ぶりの大きな伸びとなった。例年になく長い冬で生産が 落ち込んでいた反動で、建設活動が急回復した。

独経済技術省が7日発表した4月の鉱工業生産指数は前月比1.8% 上昇。伸び率は3カ月連続で前月を上回り、昨年3月以来で最大となっ た。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト38人の予想中央 値は横ばいだった。前年同月比(営業日数調整後)では1%上昇。

3月の指数は前月比1.2%上昇、前年同月比では2.4%低下した。

ドイツ連邦銀行(中央銀行)はこの日、同国の成長率予想を引き下 げた一方で、ユーロ圏のリセッション(景気後退)の最悪期は過ぎたと の認識を示唆した。6四半期連続でマイナス成長となった域内経済から の悪影響は、アジアや米国との貿易でカバーできると同中銀はみている が、この見方は同日発表の4月の独輸出が予想を大きく上回る伸びとな ったことで裏付けられた。

ノルトLB(ハノーバー)のエコノミスト、マリオ・グルッペ氏は 統計発表前、「ドイツ経済は年末年始ごろ見られた弱い局面から段階的 に脱却しつつある」と述べた上で、「成長の道のりにはいくつか障害が 待ち構えており、紆余曲折を経た景気回復となるだろう」と続けた。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は6日の政策決定後の記者会 見で、ユーロ圏経済が年内にプラス成長に回復するとの見方をあらため て示した。ECBは政策金利を過去最低の0.5%に据え置いた。

原題:German Industrial Output Jumps Most in a Year on Construction (抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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