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ミャンマーの経済的奇跡は天然ガスで決まる-59社が投資機会を探る

ミャンマーへの外国投資の解禁 は、ベルリンの壁の崩壊や、ベトナムを手本とした経済成長物語の始ま りに例えられてきた。このような見方が正しいかどうかは、主に天然ガ スによって決まる。

ミャンマーのエネルギー省によると、米エクソンモービル、豪ウッ ドサイド・ペトロリアム、印オイル・インディアなどグローバルエネル ギー企業59社が、推定750億ドル(約7兆2000億円)相当の同国の天然 ガス資源への投資機会を探っている。石油とガスの掘削は数十年間続い ているものの、約50年に及ぶ軍事政権時代に投資はほぼ途絶えた。

エネルギー需要の高い中国とインドに挟まれたミャンマーは、ガス 探査のためにさらなる投資が必要だ。マッキンゼー・グローバル・イン スティチュートの先週のリポートによると、ミャンマー経済が年8%の 成長率を達成するためには、エネルギーや農業などの産業は2030年まで 総額3200億ドルが必要となる。

法律事務所ベイカー・アンド・マッケンジーのシニアアソシエー ト、メリンダ・タン氏は4日の電話インタビューで、「ミャンマーはフ ロンティア市場とみられている」と指摘。「先行者利益を確保すれば、 あと数年は安泰だ。同国は世界で最も人口の多い2カ国の間に位置して いるからだ」と述べた。

ミャンマーが12年に民主主義に移行したことを受け、米国は昨年5 月、同国への制裁を緩和した。ミャンマーへの投資家の間では政府の透 明性や部族間抗争をめぐる懸念が続いている。ミャンマーで開催されて いる世界経済フォーラム・東アジア会議は7日、3日間の日程を終了す る。

原題:Myanmar as Economic Miracle Hinges on Natural Gas Bounty: Energy(抜粋)

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