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ブラジル株:ボベスパはほぼ変わらず-小売り関連株に売り

6日のブラジル株式市場では、金融 当局が利上げペースを加速させるとの観測からロジャス・アメリカナス を中心に小売り関連株が売られた。指標のボベスパ指数は一時下げてい たが、商品関連株の上昇を背景に値を戻した。

ロジャス・アメリカナスは1.4%、住宅建設会社のロッシ・レジデ ンシアルは1.9%それぞれ下落。サトウキビ加工のコザンSAインダス トリア・エ・コメルシオは4.6%値下がりし、ボベスパ指数構成銘柄で 下落率トップ。1-3月(第4四半期)決算で利益が予想に届かなかっ たことが嫌気された。一方、鉄鉱石生産のヴァーレは1.4%上昇し、指 数の上げに最も寄与した。

ボベスパ指数は前日比0.2%高の52884.83で終了。指数構成銘柄の うち下落が38銘柄、上昇は30銘柄。一時は1.1%安となる場面もあっ た。通貨レアルは0.1%安の1ドル=2.1298レアル。

コルバル・コレトラ・デ・バロレスのトレーダー、ダニエル・リベ イロ氏は電話インタビューで、インフレ加速と利上げ観測が株式市場に とって「極めてネガティブな状況」を生み出していると指摘。「企業の 見通しがこれほどネガティブな状態では、投資家は市場に参加する気に なれないだろう」と述べた。

ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)が発表した卸売物価と建設 関連価格、消費者物価の指標であるIGP-DI指数は5月に前月 比0.32%上昇した。ブルームバーグがエコノミスト24人を対象にまとめ た予想中央値は0.17%上昇だった。ブラジル中央銀行はこの日、先 月28、29両日に開いた金融政策委員会の議事録を公表し、インフレ抑制 を狙って「現在の金融情勢の調整ペースを上げることは適切だ」と指摘 した。

原題:Most Brazilian Stocks Fall as Americanas Drops on Rate Outlook(抜粋)

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