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欧州株:下落、ECBが追加刺激策見送り-バークレイズ安い

6日の欧州株式相場は下落。欧州中 央銀行(ECB)が政策金利を据え置いたものの、追加の景気刺激策を 当面見送ったため、一時の上げを消した。

英銀バークレイズは1カ月ぶり安値。三井住友フィナンシャルグル ープが保有株の半分を売却したことが嫌気された。イタリアの自動車メ ーカー、フィアットは6.5%下落。傘下のクライスラー・グループによ るリコール(無料の回収・修理)が売り材料。一方、フランスの電話会 社、フランステレコムは上昇。同社のオレンジビジネスサービス部門が オランダのハイネケンから5年契約を受注したことが手掛かり。

ストックス欧州600指数は前日比1.2%安の291.69で終了。一時 は0.4%高となった。年初来では4.3%上げている。

シグニア・ウェルス(ロンドン)の投資マネジャー、クリス・ゴデ ィング氏はブルームバーグテレビジョンに対し、「世界経済が持ち直 し、信頼感が高まる必要がある」とし、「欧州経済には余剰能力がかな りあり、潜在性も高い。ECBは潜在成長率の実現に向け流動性を確実 にすればよいだけだ」と語った。

6日の西欧市場では17カ国中16カ国で主要株価指数が下落。スウェ ーデン市場は祝日のため休場だった。証券取引所を運営するNYSEユ ーロネクストが技術的問題に見舞われたため、パリとアムステルダム、 ブリュッセル、リスボンで株式取引は通常より1時間遅れで始まった。

ECBのドラギ総裁は金利据え置き発表後の記者会見で、現行ゼロ の中銀預金金利をマイナスにする可能性などについて政策委員らが協議 したことを明らかにし、「必要な場合は行動する用意がある」と表明し た。

原題:European Stocks Decline After Mario Draghi Comments on Stimulus(抜粋)

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