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ECB:政策金利、0.5%で据え置き-大方の予想通り

欧州中央銀行(ECB)は6日、政 策金利を過去最低で据え置いた。ユーロ圏の信頼感改善で域内経済が今 年後半に回復するとの見方を維持したもようだ。

ECBはフランクフルトで定例政策委員会を開き、短期金利の調節 手段である短期買いオペ(売り戻し条件付き債券買いオペ=レポ)の最 低応札金利を0.5%で据え置くことを決めた。ブルームバーグ・ニュー スがまとめたエコノミスト調査では59人中57人が据え置きを予想。2人 が利下げを予想していた。

投資家は前月のドラギ総裁の発言以来、成長てこ入れに向けて ECBが講じ得る追加措置について憶測をめぐらせてきた。総裁はこの 日の会見で、センチメント改善を金利据え置きの根拠に挙げるかもしれ ない。ただ、1-3月(第1四半期)のユーロ圏マイナス成長が確認さ れドイツの成長率も前期比0.1%にとどまったことで、ECBは今年の 成長率予想を引き下げざるを得ないとエコノミストらはみている。

ウニクレディト・グローバル・リサーチのユーロ圏担当チーフエコ ノミスト、マルコ・バリ氏は「ドラギ総裁の発言はハト派的なものにな り、必要ならばECBがさらに行動することを示すだろう」と話してい る。一方で、大胆な非伝統的措置の発表はありそうにないという。

ECBは中銀預金金利と限界貸出金利もそれぞれゼロと1%で据え 置いた。預金金利をマイナスにすることについては、政策委メンバーの ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「予見可能な将来において現実的 なものとみるべきではない」と発言。コンスタンシオECB副総裁は、 当局者らはマイナス金利がもたらし得る影響について分析中で結論が出 るには程遠いと述べている。

原題:ECB Keeps Rates on Hold as Confidence Returns to Euro Region(抜粋)

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