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余震相場で海外勢2週連続売り、個人買う-5月5週日本株

大幅続落した5月第5週(27-31 日)の日本株市場で、海外勢が再び売り越していたことが東京証券取引 所の公表データで明らかになった。

東証が6日に発表した第5週の投資部門別売買動向(東証、大証、 名証の1・2部合計)によると、海外投資家は1270億円売り越した。売 り越しは2週連続。

みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリスト は、現物での海外勢の売り越しは米連邦準備制度理事会(FRB)が債 券購入プログラムを縮小するとの見方が広がり、米国株が下落した影響 が出たと指摘する。

同週のTOPIXは、前週末に比べ4.9%安の1135.78と続落。前週 の歴史的な暴落を受け、調整局面入りへの懸念が強まった。このほか、 主な売り越しでは証券会社の自己売買部門(売越額2668億円)が2週連 続、信託銀行(219億円)が4週連続など。

半面、主な買い越しは個人(買越額2157億円)が2週連続、投資信 託(1037億円)が7週連続、事業法人(725億円)が2週連続。投信 の1000億円を超す買い越しは2007年8月1週以来で、個人マネーの活発 な動きを顕著に示した。

大阪証券取引所によると、第5週の日経平均先物・日経平均ミニの 合計で個人は1273億円を売り越す一方、海外勢は1936億円買い越した。 それぞれ現物とは逆の売買動向となっているが、みずほ証の三浦氏は 「同週は先物の振幅幅が大きかったことから、個人と海外勢ともに売り 買い一辺倒の動きではなかった可能性がある」とし、必ずしも週全体の 売買方向性を示しているわけではないと見ていた。

海外勢月間、8カ月連続買い

一方、同時に東証が発表した5月(4月30日-5月31日)の売買動 向では、主な売り越しは信託銀行(金額7527億円)が7カ月連続、証券 会社の自己売買部門(3565億円)が2カ月ぶり、個人(1537億円)が10 カ月連続など。主な買い越しは海外投資家(1兆2225億円)が8カ月連 続、投資信託(2228億円)が2カ月連続だった。

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