コンテンツにスキップする

【個別銘柄】マザーズ銘柄下げ目立つ、電力も大幅安、東エレクは買い

きょうの日本株市場で、株価変動材 料があった銘柄の終値は以下の通り。

東証マザーズ銘柄:ナノキャリア(4571)がストップ安に当たる前 日比7万円(18%)安の31万4500円、タカラバイオ(4974)が15%安 の2600円、ユーグレナ(2931)が14%安の8650円、サイバーエージェン ト(4751)が5.6%安の18万3800円など。東証マザーズ指数は13%安 の757.17と、年初来最大の下げとなった。信用取引損益率が5月31日時 点でマイナス7.4%と、昨年12月7日以来の水準まで悪化。信用取引を している個人投資家の買い余力が急速に低下する中、相対的に個人の比 率が高いマザーズ銘柄など中小型株からの資金流出が加速した。

電力株:九州電力(9508)が6.5%安の1218円、中部電力 (9502) が3.2%安の1201円、関西電力(9503)が2.7%安の1102円、東京電力 (9501)が7.4%安の475円など。原子力発電所停止による業績悪化を受 け、大手電力各社が、過去の利益の貯金に当たる「積立金」の取り崩し を6月末の株主総会に提案する、と6日付の毎日新聞朝刊が報じた。財 務体質の悪化を懸念した売りが広がった。

アルバック(6728):13%安の887円。2013年6月通期の連結純損 益は52億円赤字になる見通し、と5日発表した。従来予想は23億円の黒 字。マテリアル事業の構造改革費用58億円を特損計上したことが響く。 未定だった期末配当予想は無配とした。野村証券では6日付メモで、目 標株価を984円から971円に引き下げた。慎重な投資スタンスには変更は ないと記述、投資判断は「中立」を継続している。

東京エレクトロン(8035):4%高の4870円。CLSAアジアパシ フィック・マーケッツが、投資判断を「売り」から「買い」に、目標株 価を3700円から6000円に引き上げた。メモリー半導体関連機器需要の見 通しとコスト構造の改善を勘案し、15年3月期EPS予想を294円か ら376円に増額、と5日付英文リポートに記述している。

太陽誘電(6976):1.8%高の1613円。メリルリンチ日本証券が、 目標株価を1690円から1790円に引き上げた。通信機器市場向けを中心と する積層セラミックコンデンサー(MLCC)など電子部品の受注が好 調と指摘。パワーインダクターなどの売り上げ拡大も見込まれ、14年3 月期の連結営業利益見通しを160億円から180億円に増額した。

ドン・キホーテ(7532):5.3%高の4555円。マッコーリー証券が 5日付で、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げ た。目標株価は5150円で据え置き。長年にわたる収益安定成長と会社計 画達成の実績が同社株の保有リスクを軽減、と指摘した。向こう3年に わたり消費増税と輸入インフレが見込まれる中、消費者の節約志向の強 まりで恩恵を受ける公算が大きい、としている。

リンナイ(5947):7.9%安の7150円。公募による自己株処分など で最大225億円を調達すると5日発表した。発行済み株式総数の3.69% に相当する自己株消却も行う。クレディ・スイス証券は5日付リポート で、増資によって6.6%希薄化が生じるため短期的には株価の下落要 因、と指摘。目標株価を9300円から8700円に引き下げた。このほかに も、目標株価の引き下げが相次ぎ、ドイツ証券では1万円から9200円 に、SMBC日興証券は7500円から7200円に、それぞれ変更した。

合同製鉄(5410):4.4%高の167円。SMBC日興証券が5日付 で、投資判断を「アンダーパフォーム」から「中立」に、目標株価 を150円から180円に引き上げた。同社の鉄筋棒鋼、形鋼、線材などは今 期下期以降のアベノミク効果による公共投資拡大などの恩恵を受けると みる、とリポートに記述。前期をボトムに今期から来期は経常増益が続 くと予想する。

パイオニア(6773):3.4%安の202円。SMBC日興証券が5日付 で、投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に引き下げた。目標 株価は250円を維持。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE