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ブラジル:IOF税撤廃もレアル4年ぶり安値-介入拡大誘う

ブラジル通貨レアルの対ドル相場は 海外投資家へのIOF税(金融取引税)の撤廃表明にもかかわらず4年 ぶりの安値に近づき、同国中央銀行は為替市場に介入した。

レアル相場は一時1ドル=2.1492レアルと、5月31日に付けていた 4年ぶりの日中安値同2.1495レアルに接近。前日比1.1%安-1.9%高で 推移した後に同2.1277レアルとなった。

世界経済悪化の兆しが新興市場資産への需要を減退させるとの見方 から、レアル相場は上下に変動。ブラジル政府は4日、海外投資家によ る国内債券への投資を対象とした6%のIOF税撤廃を表明、これがい ったんはレアルの上昇をもたらした。

中銀は13億8000万ドル(約1370億円)の通貨スワップ入札を実施。 規模は3月以来の市場介入となった5月31日の8億7700万ドルを上回っ た。

TCWグループの中南米ストラテジスト、マルセラ・メイレレス氏 はロサンゼルスからの電話取材で、「当局がIOF税撤廃に加えて介入 も実施したにもかかわらずレアル相場が下落したことは、市場の地合い がいかに悪いかを物語っている」と指摘した。

原題:Brazilian Real’s Decline Prompts Intervention After Bond Tax Cut(抜粋)

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