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欧州でABS人気復活も、ベイルイン回避に理想的-PIMCO

欧州ではベイルインの際に減免の対 象となる可能性が小さい債券を投資家が選好し、資産担保証券 (ABS)が人気を盛り返す見通しだと米パシフィック・インベストメ ント・マネジメント(PIMCO)のポートフォリオマネジャー、フェ リックス・ブローメンキャンプ氏(ミュンヘン在勤)が指摘した。

ブローメンキャンプ氏によれば、キプロスの銀行救済で今年3月、 預金者と優先債保有者が損失の負担を強制されたことで、投資家がより 高いリスクプレミアムを要求し、銀行の資金調達コストが押し上げられ ると予想される。同氏はPIMCOのウェブサイトで、金融機関は現 在、中央銀行から低利で資金供給を受けているが、それは長期的な解決 策ではなく、ABSが代替手段になるとの見方を示した。

ブローメンキャンプ氏は、ABSが誰にとっても有益な「理想的な 資金調達手段と見なされる可能性がある」とした上で、「発行体である 銀行は安く資金を調達し、投資家はベイルインに伴うリスクのない担保 証券を取得できる。政策担当者にとっても、欧州の銀行のバランスシー トを拡大させることなく、実体経済への資金投入を確保できるメリット がある」と分析した。

欧州で発行されたABSは、米国市場の一部で発行されたABSほ どの損失を過去に被っていないが、資本規制を課されるなど監督当局か ら「より厳しい」扱いを受けているとブローメンキャンプ氏は述べてい る。

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