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欧州株:6週ぶり安値、米緩和縮小観測で-テスコが安い

5日の欧州株式相場は6週間ぶりの 安値となった。米金融当局の債券購入プログラムを縮小させる時期につ いて、当局者発言が相次いだことが手掛かり。

英小売りのテスコは1年4カ月ぶりの大幅下落。同社の既存店売上 高がアナリスト予想に届かなかった。同業の仏カルフールは4.1%安。 HSBCホールディングスが売り銘柄に指定したことが材料。英上場ヘ ッジファンド運用会社、マン・グループは17%急落。旗艦ファンドの純 資産価値が減少した。

ストックス欧州600指数は前日比1.5%安の295.12で引けた。終値ベ ースでは4月24日以来の安値。年初来では5.5%上げている。

JPモルガン・アセット・マネジメントの市場ストラテジスト、ダ ニエル・モリス氏(ロンドン在勤)はブルームバーグテレビジョンに対 し、「量的緩和に対し非常に神経質となっている。市場に影響を及ぼす 大きな要因だからだ」とし、「雇用統計が予想を上回った場合、量的緩 和は予想よりも早く縮小されるとの見方が広がる。そうなれば流動性が 減ることから、目先の相場はやや軟調となるだろう」と語った。

米カンザスシティー連銀のジョージ総裁は4日、米金融当局は債券 購入のペースを減速させるべきだとの見解を示した。米ダラス連銀のフ ィッシャー総裁は住宅市況が改善したことを理由に、債券購入の縮小を 呼び掛けた。

5日の西欧市場ではギリシャを除く16カ国で主要株価指数が下落し た。デンマーク市場は祝日のため休場だった。

原題:European Stocks Drop to Lowest Level in Six Weeks as Tesco Falls(抜粋)

--取材協力:Mark Barton.

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