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米ダラス連銀総裁:30年間に及ぶ債券上昇相場は終わり迎えた

米ダラス連銀のフィッシャー総裁は 4日、30年間に及ぶ債券の上昇相場が終わりを迎えたとの見解を示すと ともに、米連邦準備制度理事会(FRB)による月間850億ドル(約8 兆5000億円)の債券購入の縮小を呼び掛けた。

フィッシャー総裁はトロントでの講演後に記者団に対し、債券の 「30年間にわたる上昇相場はこれで終わりだ」と指摘。「住宅市場が良 好な状態にあり、建設が再開し、住宅価格は大きく上昇しつつある」現 状では「住宅ローン担保証券(MBS)の購入ペースを元に戻すことが 賢明だろう」と語った。

一部のFRB当局者が資産購入ペースを鈍化させる可能性に言及す る中で、米国債利回りは過去1カ月間に大幅上昇した。10年債利回りは 4日に前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇 し2.15%を付けた。5月2日は1.63%だった。

フィッシャー総裁は「30年間に及ぶ債券の強気相場」で「金利は米 国史上最低水準を記録した」と述べ、「市場が1つ織り込み始めたの は、この状況が永遠に続かないことだ」と指摘。FRBの景気刺激策が 利回り曲線のフラット化につながったことに触れ、「利回りが急反転し ても驚きではない」と付け加えた。

同総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持た ない。

原題:Fed’s Fisher Calls for QE Taper Seeing End to 30-Year Bond Rally(抜粋)

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