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ユーロ圏:4月の生産者インフレ率、予想外のマイナス0.2%

ユーロ圏の4月の生産者物価指数は 前年同月比で予想に反して低下した。マイナスに転じたのは2010年以来 初めて。インフレの一段の鈍化を示唆しており、欧州中央銀行( ECB)に追加措置を迫る要因となりそうだ。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が4日発表した4月の ユーロ圏生産者物価指数(PPI)は前年同月比0.2%低下。前年同月 比のマイナスは10年2月以来初めて。ブルームバーグ・ニュースがまと めたエコノミスト16人の調査中央値では0.2%上昇が見込まれていた。 3月は0.6%上昇に改定された。4月は前月比では0.6%低下。

5月のユーロ圏消費者物価指数は1.4%上昇となり、同インフレ率 は前月を上回ったものの、ECBが目安とする2%弱の水準を下回る状 況が2月以降続いている。ブルームバーグがエコノミスト59人を対象に 実施した別の調査では、ECBは6日の定例政策委員会で政策金利を過 去最低の0.5%に維持すると見込まれている。

ECBのドラギ総裁は3日に上海で「今年後半に非常に緩やかな回 復が始まるというわれわれの基本シナリオに変わりはない」と述べ、景 気見通しは「厳しい」ものの、「安定の可能性を示す幾つかの兆候が見 られる」と語った。

原題:Euro-Area Producer Prices Unexpectedly Drop From Year Ago (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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