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バーナンキFRB議長、約10年ぶり高成長残して来年退任か

米連邦準備制度理事会(FRB)の バーナンキ議長は、約10年ぶり高成長という実績を残して来年初めに退 任する見通しだ。

ムーディーズ・アナリティクスとマクロエコノミック・アドバイザ ーズの予測によると、米経済成長率は回復局面の最初4年間の年平 均2.1%から2014年には3%以上に加速する見通し。予想通りならバー ナンキ議長就任の前年である05年以降で最も急速な成長となる。

ムーディーズのチーフエコノミスト、マーク・ザンディ氏は「バー ナンキ議長の手腕で経済と金融システムが最も暗い時期の一つを乗り越 えた。薄日が差し込んでいるのが見え始めている」と指摘した。

FRBが創設100年を迎える今年に入って、経済成長の持続可能性 に対する信頼が高まっている。株式相場は上昇し、S&P500種株価指 数は年初来で15%高。ブルームバーグ消費者信頼感指数も5年ぶりの高 水準に近い水準にある。全米不動産業者協会(NAR)のデータによる と、4月の住宅価値は5カ月連続で前年比10%超の上昇を記録した。

連邦財政への不安は薄れており、議会予算局(CBO)は5月14 日、2013会計年度(2012年10月-13年9月)連邦財政赤字が6420億ドル (約63兆8700億円)に減少し、5年ぶりの低水準になる見通しを示し た。

バーナンキ議長(59)は来年1月の任期満了後も続投したいかどう かに言及していないものの、最新のブルームバーグ・グローバル調査に よると、退任するとの見方が過半数を占めた。ブルームバーグを利用す る投資家やアナリスト、トレーダー対象にした5月14日の調査ではイエ レンFRB副議長(66)が後任となるとの回答は3分の1に上り、次期 議長候補として最大の支持を集めた。

原題:Bernanke Economy Set for Near Decade-High GDP in Fed Centennial(抜粋)

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