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ドイツで太陽光パネル泥棒が横行-今年14件発生の州も

ドイツ東部のブランデンブルク州で 太陽光パネル泥棒が横行し、今年少なくとも14件発生した。パネル数ト ンが盗まれており、会社側は警備体制を強化している。

プラント開発を手掛けるアトス・ソーラーのクリスティアン・リン ダー氏は3日、電話で「盗難予防のねじを使っても駄目だった。警備員 が巡回している」と述べた。ベルリン郊外の太陽光発電施設では130枚 のパネルが土台から取り外され持ち去られた。

警察当局によると、ブランデンブルク州の太陽光パネル盗難は2008 年通年の16件から急増している。南部のバイエルン州当局は設置されて いる太陽光パネル960万キロワット分の保護を勧告した。これは約230万 世帯の電力を賄うのに十分な量。12年のドイツの太陽光発電関連機器へ の投資額は約150億ドル(約1兆5000億円)。

盗んだ太陽光パネルは売却が簡単で追跡は困難だ。ドイツの公益事 業会社、シュタットベルケ・ゼンフテンベルクは人工DNA技術を使っ て自社のパネルを追跡できるようにした。太陽光パネルは冷蔵庫のドア ぐらいの大きさで、補助金で需要ブームが起きている東欧地域で転売さ れているという。

ドイツの太陽光プラントは約130万カ所で稼働中。太陽光発電事業 では先駆的な国の一つで、04年から市場価格を上回る固定価格買取制度 を始めた。

原題:Solar Thieves Evade German Police Hunted With Liquid DNA: Energy(抜粋)

--取材協力:Marc Roca.

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