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野村HD、豪州での起債アレンジで躍進-既に昨年の4倍超

野村ホールディングスが今年これま でにオーストラリアでアレンジした起債の総額は、既に昨年1年間の4 倍余りに達している。同社は日本以外での債券事業の利益拡大を目指し ている。

ブルームバーグの集計によると、野村が今年豪州でアレンジャーを 務めた起債は合計で22億3000万豪ドル(約2160億円)相当。昨年は通年 で5億豪ドルだった。引受業者ランキングでは順位を8つ上げて12位と なった。

日本以外での収入拡大を図る野村は先月、コスト削減を進めながら も海外で債券営業の人員を増やす計画を示した。豪ドルは取引量で世界 5位の通貨で、同社は豪ドル建て商品に対する投資家の需要を取り込む 狙いだ。

野村のデット・キャピタル・マーケッツ責任者でマネジングディレ クターのアンドルー・マクゴニガル氏は先週のシドニーでのインタビュ ーで「アジア、特に日本の投資家にとって豪ドルがいかに重要かをわれ われは認識している。当社はその流れをつかんで自分のものにすべき だ」と述べ、野村の競争上の強みは豪ドル建て債券をアジアの機関投資 家やプライベートバンクに販売できる能力だと説明した。

日本の投資家は長年、豪ドル建て債券の主要な保有者。豪政策金利 は主要先進国で最も高い。

原題:Nomura Climbs Australian Bond Sale Rankings as Deals Quadruple(抜粋)

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