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BIS:新たな金融危機のシグナルが見過ごされている恐れ

国際決済銀行(BIS)は、新たな 金融危機に気付くチャンスになるかもしれないシグナルを監督当局が見 過ごしている恐れがあると警告した。

国内総生産(GDP)の規模と銀行信用がそこに占める割合に政策 担当者は専ら注目し、システミックな銀行危機に先立つことが多い信用 ブームで外国銀行やノンバンクが果たす役割を無視しているとBISの シニアエコノミスト、マティアス・ドレーマン氏が指摘した。米国では 国内銀行が提供する与信の割合が全体の30%にすぎないことをBISの 新しいデータベースが示しており、外銀などが「大きな」比重を占める 可能性があるという。

ドレーマン氏は、BISの四季報に掲載された論文で、英国で最近 発生した危機では、資産の証券化が融資急増の原因だったため、危機に 至るまで信用ギャップが目に見える形で認識されることはなかったと分 析。全ての資金の出し手からの融資を考慮すれば、信用ギャップは明ら かであり、監督当局にとって銀行に予防策を求める指標になり得たので はないかとの見解を示した。

原題:Regulators Ignore Signal That May Forecast Next Crisis, BIS Says(抜粋)

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