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独ZEW所長:欧州は日本のような停滞に-ECBは手段枯渇

ドイツの欧州経済研究所センター (ZEW)のクレメンス・フュースト所長は、域内各国の政府が改革を 先送りし、欧州中央銀行(ECB)が政策手段をほぼ使い果たした状況 にあるため、欧州経済は日本のような停滞に直面しているとの認識を示 した。

フュースト所長はマンハイムでのインタビューで、「政治家が実際 に問題を処理し、銀行システム再建の必要性を認識することを期待した い」としながらも、「特に今は問題を回避して日本のような道をたど り、停滞に陥るリスクがある。ECBは危機への対処で自らの責務を果 たしているが、大半の弾薬を使い切ってしまっている」と語った。

同所長はECBについて「金融政策が危機を解決できると示唆する ようなコメントは多分控えた方がいいだろう。そうはできないからだ」 と発言。「ECBが資産担保証券(ABS)を大規模に購入することは ないと思う。銀行の従来の事業領域に入り込んでしまうからだ」と語っ た。

原題:ZEW’s Fuest Sees Japan-Style Stagnation as ECB Tools Exhausted(抜粋)

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