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【ECB要人発言録】マイナス金利の利点確信できない-ノワイエ氏

5月27日から6月2日までの欧州 中央銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の 氏名をクリックしてください)。

<5月31日> ビスコ・イタリア中銀総裁(年次会合でスピーチ):全ての国が自らの 役割を果たす必要がある。域内の経済ファンダメンタルズ(基礎的諸条 件)と制度的な構造がその目標に即している場合にのみ、金融政策は安 定を保証することができる。

<5月29日> コンスタンシオ副総裁(フランクフルトでのブルームバーグテレビジョ ンとのインタビューで):(預金金利をマイナスにする措置は)どのよ うな効果が得られるのか、測るのが非常に難しい措置だ。デンマークで の経験では、銀行が影響を相殺するため貸出金利をしばらく引き上げる という反応があった。この措置に関する決定は取られていない。

<5月28日> ノワイエ仏中銀総裁(パリでのブルームバーグ・ニュースとのインタビ ューで):(マイナスの預金金利は)必要になった場合に導入できるよ う準備をしたが、これは技術的に極めて微妙であり、実施することに利 点があるかどうか私個人としては確信がない。

実験が過去にもあったが、(その利点を)確信させるような結果ばかり ではなかった。場合によっては金利上昇を引き起こす傾向すらあった。 銀行が中銀預金での損失を相殺しようとするからだ。

アスムセン理事(フランクフルトで講演):他の地域と比べ銀行のバラ ンスシート修復がそれほど大きく進んでいるわけではないが、与信が増 えるための必要条件だ。(非伝統的な金融措置は危機解決に)貢献し得 るが十分ではない。

プラート理事(独紙ハンデルスブラットに寄稿):危機対応で金融政策 を拡大しすぎないことが重要だ。

<5月27日> アスムセン理事(ベルリンで):(インフレ期待は)しっかりと抑えら れている。変化があれば対応する。

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