NY銅:上昇、5週ぶり高値-鉱山事故による供給不安広がる

22日のニューヨーク銅先物相場は上 昇し、一時5週間ぶりの高値を付けた。住宅市場の回復に伴い米国での 需要が高まる中、世界2位の銅鉱山で発生した事故の影響で供給が減少 する恐れがあるとの懸念が広がった。

インドネシア政府は21日、トンネル崩落事故が発生し、28人の死者 が出たグラスベルグ鉱山の操業について、事故調査が完了するまで停止 されると発表した。同鉱山は米資源会社フリーポート・マクモラン・カ ッパー・アンド・ゴールドが権益を有する。米国の4月の中古住宅販売 件数は2009年11月以来の高水準だった。

エードリアン・デー・アセット・マネジメントのエードリアン・デ ー社長は電話インタビューで、「どんなに控え目に見ても、グラスベル グ鉱山の操業停止は想定より長引くだろう」と予想。「供給見通しは鉱 山の正常な操業が大前提だが、今回のケースはこの限りではない」と語 った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 7月限終値は前日比1.1%高の1ポンド=3.3805ドル。一時は3.418ドル と、中心限月としては4月12日以来の高値を付けた。

原題:Copper Rises to Five-Week High on Freeport Concern, Housing Data(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE