シンガポールの政府系投資会社テマ セク・ホールディングスが中国工商銀行の株式を買い増した。ここ1年 で3回目の購入となる。一方、米ゴールドマン・サックス・グループは 工商銀株を売却し同行投資から撤退した。

テマセクは香港証券取引所への21日の届け出で、時価総額で世界最 大の銀行、工商銀の株式を1株当たり平均5.5香港ドルで2億8000万 株、総額15億4000万香港ドル(約203億円)で購入したことを明らかに した。

一方、事情に詳しい関係者1人が21日に語ったところによると、ゴ ールドマンは工商銀株を1株当たり5.5香港ドルで15億8000万株売却し た。これは香港市場での工商銀株の20日終値を2.5%下回る水準。21日 終値は5.52香港ドルだった。

今回の購入で、テマセクの工商銀への出資比率は6.71%から7.04% に上昇。電話と電子メールでテマセクの広報担当者に取材を試みたが、 これまでのところ応答は得られていない。

原題:Temasek Increases Stake in ICBC as Goldman Ends Its Investment(抜粋)

--取材協力:Christine Harper、Allen Wan、Stephanie Tong、Helen Sun、Jonathan Browning、Jun Luo.

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