アジア・太平洋株式サマリー:中国株は大幅高、香港・印株上昇

アジア・オセアニア各株式市場の 動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式市場で、ハンセン指数は上昇。1-3月(第1四半期)の 利益が予想を上回ったテンセント・ホールディングス(騰訊)が上げた ほか、 比亜迪電子を中心に情報技術(IT)銘柄が買われた。

中国最大のインターネット企業、テンセント(700 HK)は6.5%高 と、ハンセン指数の構成銘柄で最大の上げとなった。携帯電話部品を製 造する比亜迪電子(285 HK)は14%高。JPモルガン・チェースが目標 株価を引き上げたことが好感された。欧州最大の銀行、HSBCホール ディングス(5 HK)は約2年ぶりの高値で終了。コスト削減のため人員 削減を実施する方針を明らかにした。

ハンセン指数は前日比38.44ポイント(0.2%)高の23082.68で終 了。今週の下落率は1%に縮小した。ハンセン中国企業株(H株)指数 は前日比0.6%安の11019.48で引けた。香港市場は17日、祝日のため休 場となる。

JPモルガン・アセット・マネジメントの香港在勤グローバルマー ケットストラテジスト、グレース・タム氏は「中国の循環的回復への懐 疑的な見方により上値が抑えられるため、中国株と香港株はレンジ内で の取引が続くだろう」と指摘した。

【中国株式市況】

中国株式相場は2週間ぶりの大幅上昇。不動産株や金融株が上げを 主導した。

万科企業(000002 CH)や保利房地産集団(600048 CH)が高い。両 社株などで構成される不動産株の指数は1カ月ぶりの大幅上昇となっ た。中国の上場証券会社で2位の海通証券(600837 CH)は3.7%高。成 都鵬博士電信伝媒集団 (600804 CH)や三安光電(600703 CH)を中心に 通信株やテクノロジー株も値上がりした。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前日比27.01ポイント(1.2%)高の2251.81で終 了。年初来では0.8%下落している。上海、深圳両証取のA株に連動す るCSI300指数は前日比1.8%高の2552.71。

徳邦証券のアナリスト、チャン・ハイトゥン氏は、「投資家は株価 の底が近いと感じており、経済統計が徐々に消化されている」と指摘。 「中国はバリュエーション(株価評価)が割安なため、投資妙味のある 市場だ。証券株はきょうの株価上昇をけん引しており、われわれは証券 会社の利益が昨年を上回ると予想している」と述べた。

【インド株式市況】

インド株式相場は3日続伸。指標のセンセックス30種指数は約2年 ぶりの高値を更新した。海外勢による買いが加速した。

ボンベイ証券取引所(BSE)のセンセックス30種は前日比34.37 ポイント(0.2%)高の20247.33で引け、2011年1月5日以来の高値。 民間銀でインド最大手のICICI銀行は3カ月半ぶり高値を付けた。 世界最大の製油所を所有するリライアンス・インダストリーズは2カ月 ぶりの高水準まで上げた。

海外勢によるインド株式の買い越しは19営業日連続で、2月以来の 最長となった。ブルームバーグがまとめたデータによると、年初来の買 い越しは131億ドル(約1兆3430億円)と、同期間としては過去最大。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比26.00ポイント(0.5%)安の5165.66。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比15.55ポイント(0.8%)高の1986.81。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比71.46ポイント(0.9%)高の8390.05。

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