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ユーロ圏:1~3月GDPは0.2%減-過去最長のマイナス成長

ユーロ圏経済は2013年1-3月(第 1四半期)にエコノミスト予想以上に縮小し、6四半期連続のマイナス 成長となった。リセッション(景気後退)は過去最長となり、成長促進 策を域内指導者に迫る圧力が増しそうだ。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が15日発表した1-3 月の域内総生産(GDP)速報値は前期比0.2%減少。ブルームバーグ がまとめたエコノミスト39人の予想中央値は0.1%減だった。前年同期 比では1%減少。昨年10-12月(第4四半期)GDPは前期比0.6%減 だった。

景気減速の波はユーロ圏の中核国にも及んだ。経済規模で域内最大 のドイツの成長率が予想を下回ったほか、フランスはリセッションに再 び陥り、イタリア経済は予想以上に縮小した。欧州中央銀行(ECB) は今月に政策金利を過去最低の0.5%に引き下げたほか、ドラギ総裁は 必要に応じてECBが行動する準備は整っていると言明している。

IHSグローバル・インサイト(ロンドン)のエコノミスト、ハワ ード・アーチャー氏は、1-3月の景気縮小は「ユーロ圏の成長を支え る追加措置を講じるようECBに迫る圧力を強めた」とし、「0.25%へ の利下げの可能性がさらに高まった。ECBは引き続き中銀預金金利を マイナスとすることや中小企業向け与信の拡大方法を検証するだろう」 と語った。

ECBが予測する今年のユーロ圏成長率はマイナス0.5%。EUの 欧州委員会はマイナス0.4%を予想している。ブルームバーグがまとめ たエコノミスト調査では、ユーロ圏は4-6月(第2四半期)に横ばい となった後、7-9月(第3四半期)にプラス成長に回復すると見込ま れている。

この日発表された1-3月GDP統計によると、ドイツは前期 比0.1%増、フランスは0.2%減、イタリアは0.5%減となった。27カ国 が加盟するEU全体では前期比0.1%減少した。

原題:Euro-Area Recession Extends to Record as Germany Cools: Economy(抜粋)

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