米景気回復の恩恵を受けたのは純資 産50万ドル(約4970万円)以上の世帯で、それ以外のほとんどの世帯は 不景気のままであることが新たな調査で分かった。

ピュー・リサーチ・センターが23日公表した調査報告書によると、 裕福な世帯ではリセッション(景気後退)後の2009年-11年に純資産 が21.2%増えたが、残りの世帯の資産は4.9%減少した。

ピューはこの格差について、同期間の株式・債券相場の上昇が富裕 層に恩恵をもたらした一方で、住宅市場の低迷がその他の世帯により大 きな痛手となった結果だと分析。同報告書は米国の所得格差の広がりを 浮き彫りにしている。上位13%の世帯は09年6月まで1年半にわたった リセッションによる損失を回復しているが、残りの世帯では資産の減少 が続いている。

ピューのシニア調査アソシエートで報告書の共同執筆者であるリチ ャード・フライ氏は「調査結果は全く妥当なものだが、気がめいるもの でもある」と述べ、「二つの米国という厳しい状況を物語っている」と 指摘した。

原題:Americans Worth $500,000 or More Only Recovery Winners, Pew Says(抜粋)

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