安倍晋三首相は19日昼、官邸で日本 経団連の米倉弘昌会長ら経済3団体幹部と会い、すべての上場企業が女 性の登用を進め、執行役員、取締役などの役員のうち1人は女性を登用 するよう要請した。

意見交換会には米倉氏のほか、経済同友会の長谷川閑史代表幹事、 日本商工会議所の岡村正会頭らが出席した。首相は女性の登用について 「指導的地位に占める女性の割合を2020年までに30%程度とする政府目 標の達成に向けて全上場企業において積極的に役員、管理職に女性を登 用してほしい。まずは役員に1人は女性を登用してほしい」と語った。

首相はこのほか、大学新卒者の採用活動の後ろ倒しや子どもが3歳 になるまでの間は男女とも育児休業や短期間勤務ができるような環境整 備を求めた。

会合に同席した西村康稔内閣府副大臣は、首相の要請は3団体に 「前向きに受け止めてもらった」との認識を示した。また、米倉氏は女 性の幹部登用について「欧米と違ってパイが少ないということもあり、 結婚すると育児に専念したいという方々も多い。これをどうやって労働 市場に誘い込むかということが非常に大きな問題だ」と指摘した。西 村、米倉両氏はともに会合後、記者団に語った。

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