世界のエネルギー供給に関連する地 球温暖化ガスの排出量は過去20年間、大気汚染抑制対策の停滞と石炭使 用量の増加で横ばいと、国際エネルギー機関(IEA)が発表した。

IEAは17日発表したリポートで、風力や太陽光といった再生可能 エネルギーブームや、温暖化ガス排出規制を目指し1997年に採択された 京都議定書もトレンドの歯止めにはならなかったとの見方を示した。

産業革命時と比べた気温の上昇をセ氏2度に抑制することを目標に していたが、各国政府の取り組みは補助金削減などで停滞した。クリー ンエネルギー投資は過去4年間で最低にまで落ち込んでいる。欧州議会 は16日、排出権価格押し上げに向けた提案を否決した。

IEAのファンデルフーヘン事務局長は「世界のエネルギーシステ ムに関連する大気汚染を浄化する試みは停滞している。世界の指導者た ちが討論し、過去10年間、再生可能エネルギーブームであったにもかか わらず、今日のエネルギー生産の平均的な単位当たりの汚染度は基本的 に20年前と同じだ」と述べた。

原題:Energy as Dirty as 20 Years Ago on Slow Climate Effort, IEA Says(抜粋)

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