北朝鮮の人民軍は韓国に最後通告を 行い、攻撃を「予告なしに開始する」と表明した。故金日成主席の101 回目の誕生日に当たる15日にはロケット打ち上げは行われなかった。

日本時間16日未明に朝鮮中央通信が伝えた人民軍の声明はソウルの 抗議行動で故金日成主席の肖像画に火が付けられたことを挙げ、「報復 行動」を言明。直接間接を問わずこれに関与した者と、こうした行為を 扇動した者に報復すると述べた。

14日にはケリー米国務長官が北朝鮮との交渉の扉を閉ざさない立場 を示唆。米ジョージタウン大学安全保障研究センターのデービッド・マ ックスウェル副所長は今回の北朝鮮の行動について、金正恩第1書記に 弁解の余地を与えようとしたケリー長官への返答とみられると指摘。韓 国や米国の交渉の呼び掛けに対しそんなものは無用とにべもなくはねつ けた可能性があると説明した。

また同副所長は、このような声明が承認なしに出されることはない ものの、金第1書記ではなく軍が声明を出したことで、後に金第1書記 が責任を逃れられる意味もあると分析した。

原題:N. Korea Issues Ultimatum Not Missile for Founder’s Anniversary(抜粋)

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