スロベニア:今年と来年の成長見通し下方修正-政府系研究所

スロベニア経済は今年、予想以上の 幅のマイナス成長になりそうだと、政府系の経済研究所はみている。同 国では欧州向け輸出が鈍化しているほか、銀行業界が苦境に陥ったため に信用が収縮している。

同研究所の29日の発表によると、2013年の国内総生産(GDP) は1.9%減少し、14年は0.2%増加する見通し。昨年9月時点では、今年 が1.4%のマイナス成長、来年は0.9%のプラス成長が見込まれていた。 欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は、今年が2%減 と、域内ではギリシャとキプロスに次ぐ大幅なマイナス成長を予測して いる。

09年以来2度目のリセッション(景気後退)に陥っているスロベニ アは、ユーロ圏で次に救済を要請する国になるのを回避しようと取り組 んでいる。投資家の間では、ブラトゥシェク首相率いる政府が銀行の立 て直しに失敗し、借り入れコストが上昇する中で海外での資金調達手段 を失うと懸念されている。昨年10-12月(第4四半期)成長率はマイナ ス3%だった。

同研究所のディレクター、ボスジャン・バスレ氏は記者団に対し、 「海外の経済状況悪化に加え、国内の継続的な財政再建や銀行システム の立て直しが景気悪化の主な要因となろう」と説明した。

原題:Slovenia Economy to Slow Further on Bank Woes, Institute Says(抜粋)

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