デル氏はCEO留任ならブラックストーンの買収案検討-関係者

米パソコンメーカー、デルの創業者 マイケル・デル氏は最高経営責任者(CEO)に留任できるとの保証を 得られる場合にだけ、プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資 会社ブラックストーン・グループによる買収案への支持を検討する方針 だ。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

別の関係者によれば、デル氏は最近、ブラックストーン幹部で今回 の案件の責任者であるチン・チュー、デービッド・ジョンソン両氏と数 回にわたって協議し、自身が影響力ある役割を保てるならブラックスト ーンからの買収案を支持する可能性が高くなるだろうと述べた。交渉は 続いており、双方は合意できない可能性もある。

デル氏は2月、シルバーレーク・マネジメントと共同で自社を244 億ドル(約2兆3000億円)規模で買収し、非公開化することで合意し た。しかし、その後ブラックストーンと資産家の投資家カール・アイカ ーン氏からそれぞれ対抗案を提示されたことを受け、現在は自身の立場 を守るために15.6%の自社株保有分を活用しようとしている。関係者の 1人が、交渉が非公開であることを理由に匿名で語った。

関係者によると、シルバーレークは数日前までデル氏がブラックス トーンからの買収案に反発していると考えていたが、現在はデル氏がシ ルバーレークとの共同買収案を撤回し、別の買収案を支持する可能性も あるとみている。デル氏はブラックストーンとの最近の協議についてシ ルバーレークに伝えていなかったという。

デル広報のデービッド・フリンク氏に取材を試みているが、現時点 で連絡が取れていない。ブラックストーン広報のピーター・ローズ、シ ルバーレーク広報のシャーロット・マクラム両氏はコメントを控えてい る。

原題:Michael Dell Said to Consider Blackstone LBO With CEO Guarantee(抜粋)

--取材協力:Lisa Rapaport、Serena Saitto、Chris Nicholson.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE