北京と上海など中国の主要都市が住宅購入の規制を強化

北京と上海など中国の主要都市が住 宅購入の規制を強化した。中国当局は地方政府に対して、不動産市場の 沈静化の取り組みを強めるよう求めていた。

北京が単身世帯に対し2軒以上の住宅購入を禁じたほか、上海は銀 行に3件目の住宅購入者向け与信を禁止したことが、両自治体のウェブ サイトで明らかになった。両都市は不動産販売で得られるキャピタルゲ インに20%課税する制度も導入する。

中国社会科学院金融研究所の研究員で国務院(内閣に相当)に助言 も行う易憲容氏は「こうした措置は住宅価格をめぐる国民のパニックを 落ち着かせるのに役立つしだろう」と指摘。「同時に、住宅購入規制が 根本的な需要を変えることはなく、北京での新たな措置は不動産市場の 長期的で健全な発展でなく、短期的な問題に狙いを定めているようだ」 と述べた。

18日の国家統計局の発表によると、北京の2月の新築住宅価格は前 年同月比5.9%上昇と、過去2年で最大の値上がりとなった。政府のデ ータによると、住宅の私有化が導入されてから全国の住宅価格は1998 -2011年に160%上昇した。上海の2月の新築住宅価格は同3.4%上昇だ った。

原題:Beijing, Shanghai Add to Home Curbs as China Acts to Cool Market(抜粋)

--取材協力:Feiwen Rong、Helen Yuan、Jing Jin、Nathaniel Espino.

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