三菱自:PHV搭載のリチウムイオン電池にさらに2件の不具合

三菱自動車は29日、プラグインハイ ブリッド(PHV)車搭載のリチウムイオンバッテリーについて、さら に2件の不具合が見つかったと発表した。現在、原因を調査するととも に該当車両のユーザーに外部充電をしないよう呼び掛けている。

不具合があったのは、同社が1月に発売したPHV車「アウトラン ダーPHV」で、23日に都内のユーザーからシステムにエラーメッセー ジが表示され車が前進しないという報告があった。横幕康次・品質統括 部本部長によると、調査チームがバッテリーを分解したところ電圧が低 下しており、27日に発表したリチウムイオンバッテリーの不具合の現象 と類似性があったという。

この車両は、販売後の走行距離が15キロ程度で事故やけがの報告は ない。29日には、岐阜県内でも販売前のアウトランダーPHVで同様の エラーメッセージ表示があり、現在調査を進めている。

横幕氏は、まず原因究明を優先し、その後必要に応じてリコールを 検討すると述べた。

三菱自は27日、GSユアサとの合弁会社「リチウムエナジージャパ ン」で製造したリチウムイオンバッテリーが水島製作所(倉敷市)で充 電中に発火したほか、神奈川県内では販売前のアウトランダーPHVに 搭載したバッテリーが充電中に溶損する不具合があったと発表。同日の 会見で中尾龍吾取締役は、昨年12月に電池工場の製造工程を変更したこ とに何等かの原因がある可能性を指摘していた。

アウトランダーPHVは、これまでに4000台を販売しているほか、 さらに4000台の受注がある。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE