三菱自:リコール審議の日程管理徹底、不適切対応防止へ改善策報告

三菱自動車は29日、リコール業務の 改善施策の実施状況について国土交通省に27日報告したと発表した。

改善内容は7項目。その中で、リコール審議に時間を費やしたこと の反省から、日程管理の徹底を図る。また、審議で技術論に陥る事態を 避けるために、品質対策会議などで女性管理職2人と販売会社からも2 人をオブザーバーとして参加させ、顧客視点を強化する。

横幕康次品質統括本部長は、会見で「昨年指摘された問題点に対応 した改善施策だが、今後また問題点が出てくることも想定しており、満 足することなく改善を加えていきたい」と述べた。

同社は昨年12月、ミニキャブやタウンボックスなど8車種の軽自動 車約122万台のリコールを届け出た。クランクシャフトオイルシールに ついて、車両生産時と異なる材質の補修用部品に交換した場合にオイル が漏れて走行不能になる恐れがあるとしている。

これに対して国交省は、三菱自側にリコール不要との判断など報 告・説明に不適切な点があったとして同社を厳重注意し、道路運送車両 法に基づく立入検査を行った。さらに改善施策実施状況の報告も指示し ていた。

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