BNPパリバ、「巨額」のドル取引を精査-リスク管理強化で

フランスの銀行最大手BNPパリバ は、米国から経済制裁を受ける可能性がある国などとの「巨額」のドル 取引を精査している。

BNPは年次報告書で、「米国の法律の下で経済制裁の対象になり 得る国家や個人、組織が絡む特定のドル決済」について精査すると説 明。米財務省外国資産管理局(OFAC)などの規制の下でこうした取 引は「許されない」だろうと指摘した。

銀行のリスク管理をめぐっては、仏銀行2位のソシエテ・ジェネラ ルも今月、OFACと協議を開始するとともに、米国が制裁対象とする 国の顧客によるドル送金の内部監査に着手。英HSBCホールディング スとスタンダードチャータードは、イランの顧客などとの取引でマネー ロンダリング(資金洗浄)防止法に違反したとされる問題で米当局に制 裁金を支払った。

BNPは「精査が完了した時点で結果と意見書を米当局に提示す る」が、精査の完了や「その後米当局と協議する時期はいずれも確定し ていない」としている。

原題:BNP Conducting Review of ‘Significant’ U.S. Dollar Transactions(抜粋)

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