BNPはインドネシア買い-円安の恩恵、東南アジアに

BNPパリバ・インベストメント・ パートナーズは、円安進行でインドネシアとフィリピンが輸入コスト低 下の恩恵を受けるとみて、東南アジアに資金を配分している。

インドネシア政府当局のデータによると、2012年1-9月の同国の 日本からのモノの輸入は計173億ドル(約1兆6300億円)規模となっ た。これは10年前の通年実績の約4倍。インドネシアは昨年、過去最大 の経常赤字を計上した。同国通貨ルピアは過去半年間で円に対して19% 上昇し、輸入コストが下がっている。公式データによれば、日本からの 輸入が全体に占める割合はインドネシアが約12%、フィリピンが9%。

アジア地域の通貨と株式、債券の年初からのパフォーマンスは国に よって異なる。円安は東南アジアに対して恩恵を与える一方、自動車や エレクトロニクス製品で日本と競合する韓国や中国に対する圧力は高ま っている。

BNP傘下の運用会社フィッシャー・フランシス・トリーズ・アン ド・ワッツ(FFTW)は、インドネシアとフィリピンの資産への配分 をベンチマークよりも多くしている。

FFTWの新興市場担当責任者ジョン・モートン氏(ボストン在 勤)は香港で今月行ったインタビューで「フィリピンとインドネシアは 実際、日本からの輸入が多く、これら両国の経常収支を改善する上で好 材料となる」と述べた。

原題:BNP Buys Indonesia as Yen Slump Improves Finances: Asean Credit(抜粋)

--取材協力:Michael Patterson、Yudith Ho.

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